階段の怪談
どうも、粗大ゴミです。
夏用の服や靴が欲しいです。未来の自分の出世払いということにしておいて買いに行こうかと思ってます。
でも出世には興味がないというか、社長とかになると、身だしなみと言葉遣いで無能だと決めつけられないように神経質にならなければいけないのが窮屈だなと感じてしまいます。
白ひげじゃなくてマルコぐらいの、あの方じゃなくてラムぐらいの、ボスに仕える使える部下がいいですけど、これはこれで簡単になれるものではありません。
好きでもないゴルフを始めて、好きでもない上司に取り入ることが得意ならよかったです。
それでも、ブランドを纏って、オシャレな部屋に住んで、高級な料理を美味しいと感じられるぐらいになりたいです。
理屈も理由もないですけど、理想と理性が釣り合ってないです。
うるさい居酒屋で安い酒飲みながら夢を語ってるうちが華かもしれませんね。
骨川家より野原家の方が人間味あっていいですよね。
こうやってたまに人気アニメを散りばめることありますけど、オタクと呼ばれたことは一度もありません。むしろ、無趣味と言われることがあります。
我がママにはいつだってわがまま言っていたいですけど、そんなことも言ってられません。今まで差し伸べてくれていた手を、今度は握り返す番です。
大人の階段の踊り場で佇んでます。魂は完全に追い出されました。いつの間にか取り憑いた悪い何かが独断で動かしています。
ただの怖い話より意味が分かると怖い話の方が好きです。下手なノンフィクションより、上手なフィクションです。
肝試しより便所飯の方がよっぽど精神鍛えられます。
僕は幽霊は全く信じていないので、心霊スポットとか行くと、霊的な恐怖より人工的な恐怖を感じます。刃物を持った殺人鬼が出てこないかとか、危険な取引を目撃して変な薬飲まされないかとかです。
もし幽霊がいるのなら、仲良くなるか土下座して嫌いな奴を呪ってもらうように頼み込みます。
妖怪も実在していたなんて思っていません。伝言ゲームみたいに、昔の人が考えたキャラクターが語り継がれていくうちにどこかで尾ひれをつけられたんです。それか当時の見間違いです。
アンパンマンで言うと、未来の子供達が昔は顔がパンでできた人間がいたんだよって真剣に話してるみたいなものです。
オカルトや都市伝説もよく考えたものだなと思います。
以上、お化け屋敷へ行こうと誘われて本気で逃げ出した粗大ゴミでした。
さよなら、バイバイ、じゃあね、またね。